大正・昭和レトロな工芸品「入莨巻彫木」

  • 商品説明・詳細

  • 送料・お届け

商品情報

落し蓋式桐箱の蓋表には、右→左書きで「入莨巻彫木」、右端には朱文落款も見られます。落款は「翆朽?荘」でしょうか?判読は難です。\rまた、蓋裏の箱書きは「翆朽?荘 松一?刀」、朱文落款は蓋表とは異なるようですが判読できません。\r「松一?刀」の三字「松一?」が作者名、続く「刀」で彫刻家を示しているのではないでしょうか。\r\rちなみに、「翆朽荘」はかつて播磨国揖保郡に存在した荘園で、現在の兵庫県太子町・姫路市・たつの市付近の所在、荘名は法隆寺があった大和国の斑鳩に由来、とされた説明は見つかりましたが、商品との関連性は不明です。\r\r桐箱に収められた四方「莨盆」に置かれた「莨入」の被せ蓋には、いっぱいに牡丹の花が彫刻、色付けされています。\r\r「入莨巻彫木」の読みは「きぼりまきたばこいれ」です。「巻莨」は紙巻莨(煙草)のことで、日本で最初に作られたのは明治初期、紙巻煙草は文明開化のシンボルとなり、次第に流行、明治中期の日清戦争の頃から一気に普及していった、と説明されています。\rまた、現在の横書きは左→右書きですが、統一されたのは終戦(1945年)後です。従って、商品は戦前のもので、桐箱の作り、落し蓋裏の箱書きなどからも年代を感じます。製作は大正~昭和初期だと思います。\r\r大きさ(㌢)重さ(㌘)はおよそ次の通りです。\r【莨入】\r四方盆:17.7×14.4×1.9、重さ72/\r蓋有寸:13.3×10.3×5.0、重さ132/\r身内寸:11.8× 8.8×2.9/\r【桐箱】\r20.5×17.5×8.0、重さ231(莨入含)435/\r\r現在ではテーブルに置かれた灰皿を見るこはほぼありません。健康上の問題で煙草はマイナスイメージが強く、愛煙家は肩身の狭い思いをされているのではないでしょうか。\r\r出品の「入莨巻彫木」は、大正~昭和初期に製作されたと思われる工芸品ですが、箱書き、落款の判読が難しく、彫刻家を特定できていません。\r80年、90年の経年品と思われ、相応の汚れは否めません。使用状況は分かりませんが、目立つような損傷はほぼありません。\r彫刻家を特定していただき、大正・昭和レトロだけでなく文化遺産の一つとしてコレクションに加えていただければ幸いです。
カテゴリー:ホビー・楽器・アート>>>木工・竹工芸>>>その他
商品の状態:目立った傷や汚れなし
配送料の負担:送料込み(出品者負担)
配送の方法:佐川急便/日本郵便
発送元の地域:京都府
発送までの日数:4~7日で発送

残り 1 6375円

(2 ポイント還元!)

翌日お届け可(営業日のみ) ※一部地域を除く

お届け日: 02月11日〜指定可 (明日12:00のご注文まで)

  • ラッピング
    ラッピング
希望しない
希望する ( +600円 )
希望しない
数量
同時に5点までのご購入が可能です。
お気に入りに保存

対応決済方法

クレジットカード
クレジットカード決済
コンビニ前払い決済
コンビニ決済
代金引換
商品到着と引き換えにお支払いいただけます。 (送料を含む合計金額が¥299,000 まで対応可能)
ペイジー前払い決済(ATM/ネットバンキング)
以下の金融機関のATM/ネットバンクからお支払い頂けます
みずほ銀行 、 三菱UFJ銀行 、 三井住友銀行
りそな銀行 、ゆうちょ銀行、各地方銀行
Amazon Pay(Amazonアカウントでお支払い)

大量注文に関して

30個以上かつ10万円以上のご購入はこちらからお問い合わせください

お問い合わせはこちらから